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UCLAサマースクールのすすめ。

University of California Los Angeles  

 

サマーセッションとは

サマーセッションは夏の間に開かれる授業で、UCLAのサマーセッションは全教科数600科目の中から選ぶことのできる、全米でも規模の大きいものです。アメリカでもサマーセッションを行う大学は限られているので、UCLAの学生だけでなく周辺の大学から受けに来る学生も多数います。

受講生の目的はさまざまで、早い卒業を目指すために単位をかせぎに来る学生や、逆に単位の足りない学生が夏季に足りない単位を取得する場合、もちろん純粋に学問的好奇心のみで受講する社会人の方もいます。また、僕のようなアメリカの授業を体験したい外国人留学生も参加しています。

受講生の目的はこのように様々ですが、サマーセッションを受ける学生は一様にUCLAの正規の学生として扱われるため、特に留学生に対する配慮はありません。そのため、アメリカの本物の授業を体験したい日本の学生には大変、魅力的な制度です。

どうやって応募するの

日本では早稲田大学エクステンションセンターが窓口となっており、日本語で申し込みをすることができます。 エクステンションセンターでは二つのコースを用意しています。いずれも6週間です。

物理の授業を受けたホールと噴水。

一つはオリジナルコースでこれは、純粋にエクステンションセンターがUCLAの窓口となるものですが、TOEFL550点以上の英語力を持っていることを条件とし、2教科を履修することができます。

もう一つのチャレンジコースでは、TOEFL525点以上の英語力をもつ事を条件とし、1教科を履修しその他に英語の授業が用意されています。

UCLAに直接、応募することもできます。この場合、英語での申し込みとなりますが、TOEFLの点数や履修科目数の制限はないようです。TOEFLの点数がない場合には大学の英語の授業の成績を代わりに提出したり、代替となるテストの点数を提出することで受け入れられる場合があります。TOEFLの点数はないがチャレンジ精神の旺盛な人はこの方法を取ることもできます。

物理の教室。30名ぐらいが受講しました。

いくらかかるの?

オリジナルコースはUS$2,491、チャレンジコースはUS$2,621です(注:97年当時)。寮の食事が三食こみです。環境のよい寮を選ぶとこれ以上になります。このコースは現地集合、現地解散なのでこのほかに航空運賃がかかります。ロスまでは格安航空券であれば8万円あれば行くことができます。

6週間の滞在でこの額は十分に安いです。大学の授業料がこのように安いのは、UCLAが州立大学だからです。私立の語学学校に同期間滞在するよりも安いはずです。

問題点はないの?

本当にいいこと尽くめなのですか?いえいえ、問題点は必ずあります。語学学校と比較すると顕著ですが、語学学校は世界中から友達作りにやってくる感じな のであれよあれよというまに友達が山ほどできます。さらに、もちろん英語を勉強す るところなので語学力はつく。そういった点はサマーセッションでは補いきれません。それでも、結果的にとてもよい体験でした。

数学科の建物。
数学の授業風景。授業が終わったときにぱちり。

1.ほんとにただの授業なので、友達がすごくたくさんはできないかも。。。僕たちには はじめての留学でもアメリカ人にはただの日常。ということで、授業が終わればみな さんさっさとお帰りで、授業で友達になったのはごく近い人3,4人だけかな、友達 になっても遊ぶひまなし。

2.英語はそんなに上達しないかも。数理系の授業ならそんなに話すこともなし。 ディスカッションの多そうなクラスを選ぶと良いでしょう。どのクラスもdiscussion がついていますが、これはだまされてはいけません。TAが解説して、気軽に質問でき るよという意味でした。

3.そして、UCLAについて言えば日本人がおおーーーいです。というのはUCLAは語学学校もやっていて寮が同じだからで す。授業をとっていた日本人は5人ぐらいいたかと思います。理数系は僕だけでし た。僕も前年にそうであったように語学の人達は遊びます。語学学校とはそういうものです。知り合いになっても、 もちろん毎回ドジャースタジアムを断らなければなりません。せっかくアメリカに来 ているのに。でも目的を見失ってはいけません。


日本人のことが気になるかもしれませんが、今になって考えるとこのとき出会った日本の友人たちもUCLAで得た貴重な財産で す。語学学校の人達とは生活スタイルが違うので、なかなか親密になるのは難しいけ ど僕は意識して交流を持つようにしました。いっしょに遊びにいけないときはほんと にごめんねといいながら。みんなちゃんと理解してくれました。大学時代はたくさ んの人に出会うのがとても大切なことだと思います。そういう意味でUCLAではこれか らの研究生活では得られない、いろんな方面の人と出会って、今でも交流が続いてい ます。これは、僕にとってとても重要なことで、日本人は結果的にプラスのファク ターでした。

週末は市バスでサンタモニカビーチへ。約20分。

メジャーな娯楽施設へは行けませんでしたが、ちかくのサンタモニカビーチには週末 に行くことができました。太平洋に沈む夕日を見ながら、俺はアメリカで勉強してい るぞーって青春するのがよいでしょう。カリフォルニアはやっぱりいいところです。

アメリカの学部の雰囲気はつかめると思いますし、受けた授業分野の 実力もつくでしょう。もし本気で留学するときアメリカの単位がわずかでもあると結 構違うようです。アメリカの授業を体験したい人、大学院での留学を考えている人にはぜひ考えてもらいたい選択肢です。

リンク

UCLA Summer Sessionのホームページへ

早稲田大学エクステンションセンター (UCLAサマーセッション

 

 

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さて、学部への短期留学を踏まえて2000年からはJohns Hopkins大学で博士課程を専攻することになりました。その過程はこちらで。

 

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